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内装のデザインをおしゃれにする5つのコツ!具体的な事例も紹介
内装のデザインは、お客様が抱く店舗の印象を大きく左右します。どのように内装のデザインを考えればよいか知っておくことで、イメージ通りの店舗やオフィスを実現しやすくなるとともに、お客様から選ばれやすくなるでしょう。
本記事では内装のデザインを決める基本的な要素を紹介し、おしゃれにする5つのコツや具体的な事例、会社・業者の選び方を紹介します。
Contents
内装のデザインを決める基本的な要素
まずは内装のデザインを考えるうえで、基本となる要素を知っておきましょう。基本的な要素は次の4つです。
・デザインの方向性を考える
・施工事例を見て参考にする
・素材や建材から選んで決める
・実用性を意識する
それぞれ詳しく解説します。
デザインの方向性を考える
デザインの方向性を考えるには、まず、部屋の用途や目的を明確にします。住宅の場合はリラックスできる内装、オフィスの場合は機能性を重視した内装、店舗の場合はお客様の動線を考えた内装など、部屋の用途や目的によってデザインの方向性は異なります。
用途や目的が明確になったら、具体的な部屋の雰囲気やスタイルを考えましょう。自分の好みを反映させても構いませんが、実際に利用する人の立場に立って考えることも重要です。オフィスなら従業員、店舗ならターゲットとなるお客様など、利用する人に相談したりインタビューしたりしてもよいでしょう。
施工事例を見て参考にする
方向性が明確になったら、実際の施工事例を参考にしてみましょう。より具体的にデザインのイメージを膨らませることができます。
施工事例を参考にするうえで大切なのは、「なぜこのようなデザインにしているのか」「インテリアや色にはどのような効果があるのか」など細かい点まで深く理解しようとすることです。内装の意味や効果を理解することで、自分やお客様にとって必要かどうかが判断できるでしょう。
一つにこだわるのではなく、さまざまなデザインの内装を見るのがおすすめです。とくに、他業種のデザインも参考にすることで、より幅広い選択肢を持てるようになります。イメージが固まってきたら、ベースとなるテイストを1つ選ぶとよいでしょう。
素材や建材から選んで決める
素材や建材から内装のデザインを考えることもできます。素材や建材は、全体の雰囲気や質感、お客様が抱くイメージなどを左右する重要な要素の一つです。
素材選びには、見た目の美しさだけでなく、実用性や機能性、コスト効率も考慮することが大切です。例えば、美容室では、受付の床材には耐久性が高く、足触りが良い木材を選ぶことが一般的ですが、カットやシャンプーを行う作業エリアでは水に強く清掃が簡単なタイルが適しています。
気になる素材がある場合、実物のカットサンプルを取り寄せることもおすすめです。実際に触れてみることで、素材の良さが分かるようになるでしょう。また、施工後に「イメージと違った」といったトラブルを防ぐことにも繋がります。
実用性を意識する
内装は実用性も大切です。家具や家電、設備などとのバランスが悪いとデザイン性が損なわれるだけでなく、作業効率が落ちたりお客様の満足度低下を招いたりします。
例えば、オフィスでは作業効率を考え、充分な作業スペースと従業員の動線を確保することが重要です。店舗では、お客様が商品を手に取りやすいよう設備を配置したり、スムーズに購入できるようなレイアウトを考えたりします。
実用性を高めるためには、同じ業種のオフィスや店舗を実際に訪れてみることがおすすめです。訪れることが難しい場合、さまざまな業種の内装デザインを手掛ける会社に相談してみるという選択肢もあります。colmo design plus iは、大阪を中心に800以上の内装デザイン実績があります。理想の内装デザインイメージを形にしたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
内装のデザインをおしゃれにする5つのコツ
内装のデザインをおしゃれに見せるには、コツを心得ておくことが大切です。とくにおすすめなのが、次で紹介する5つのコツです。
・床の面積と材質の相性を考える
・配色を黄金比で揃える
・細部の装飾と内装のバランスを意識する
・照明や自然光の取り入れ方を工夫する
・部屋全体をイメージしてコーディネートする
それぞれ解説します。
床の面積と材質の相性を考える
床の材質によって、部屋の雰囲気は大きく異なります。部屋の中で、床はとくに視界に入りやすい要素の一つだからです。お客様に対して明るいイメージを持ってほしい場合、白を基調とした材質の床にするのがおすすめです。反対に、高級感や落ち着きを印象付けたい場合、一般的には黒やグレーの床材を使用します。
見た目の印象だけでなく、実用性と耐久性も考慮することも大切です。オフィスの場合は耐久性や耐摩耗性のある素材を選び、店舗の場合はお客様が訪れやすかったり過ごしたりしやすい素材を選びましょう。
また、壁や家具との調和を考慮することも大切です。例えば、暗めの床材は空間を引き締める効果が期待できますが、小さな部屋では圧迫感を与えることもあるため注意が必要です。
配色を黄金比で揃える
配色には、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーといった3つの種類があります。
配色 | 意味 | 素材 | 黄金比 |
---|---|---|---|
ベースカラー | 内装における主要な色で、壁や床などの大部分を占める | 壁や床など | 70% |
アソートカラー | ベースカラーを補完する色で、内装に深みを加える | 家具や設備、カーテンなど | 25% |
アクセントカラー | 内装の雰囲気を引き締め、意外性をもたらす | 小物やクッション、アートなど | 5% |
黄金比とは、人間が無意識的に「居心地が良い」「綺麗に見える」と感じるバランスのことです。内装デザインの黄金比率とは、ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%です。
例えば、落ち着いた雰囲気を作り出したい場合、一般的にベースカラーには柔らかなベージュや薄いグレーを選びます。次に、アソートカラーとして暖色系のブラウンを選び統一感を持たせ、アクセントカラーとして金色や銅色の小物を散りばめることで雰囲気を引き締めます。
ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの役割を覚えておくと、より幅広い内装のデザインをイメージできるでしょう。
細部の装飾と内装のバランスを意識する
内装デザインをおしゃれに見せるには、細部の装飾にもこだわることが大切です。全体のデザインに合ったインテリアを選び、部屋の雰囲気と調和するように配置しましょう。
例えば、高級なイメージを抱いてほしい場合にはシンプルで洗練されたインテリアを選び、温かみを感じてほしい場合は木製の飾り棚や観葉植物などのグリーンを合わせることが効果的です。
また、色や形状、素材の観点からもバランスを考え、一つのエリアに色やパターンが集中しないように分散させることも重要です。このように細部に注意を払いながらも、全体のバランスを見失わないよう配慮することで、洗練されたおしゃれな内装デザインを実現できるでしょう。
照明や自然光の取り入れ方を工夫する
照明や自然光の取り入れ方によっても、内装デザインの雰囲気を変えることができます。お客様にリラックスしてほしいときは暗めのオレンジ、オフィスには白く明るい光など、空間のイメージに合わせた照明を選ぶのがおすすめです。
照明は間接照明やダウンライトなどさまざまな種類のものがありますが、光の当たる部分だけでなく、部屋全体をイメージしてコーディネートすることが大切です。カーテンやソファなど、実際に照明が当たることでどのようになるかを意識し、内装をデザインすると失敗が少ないでしょう。
ただし、照明によって、お客様の要望に相違が出ることは避けたほうがよいでしょう。例えば、美容室の場合、ヘアカラーの色が実際の色と同じように見える工夫が必要です。照明についてはこちらでも解説しています。
内装デザインの実例3選
ここからは当社が手掛けた内装デザインの実例を3つ紹介します。今回紹介するのは、次のような事例です。
・木目調の素材をベースにした内装
・シンプルで洗練された内装
・ビター&シックな内装
当社には、ほかにも800以上もの施工事例があります。
1.木目調の素材をベースにした内装
現代的なスタイルと実用性を組み合わせた、ヘッドスパサロンの事例です。ナチュラルな木目の床が温かみを感じさせる一方で、白とグレーの壁でモダンな雰囲気を演出しました。
壁に取り入れられた円形の鏡は室内を開放的に見せるだけでなく、独特なアクセントとして機能しています。大きな窓から自然光をたっぷり取り入れることで、明るく開放的な空間を実現しているのも特徴の一つです。
美容室の事例です。木目調の床に清潔感のある白い壁を組み合わせることで、暖かみを感じられるうえにリラックスできる空間を作り上げました。
照明にはスポットライトを使用し、デザインのアクセントを際立たせています。アクセントとして観葉植物を配置し、ナチュラルな雰囲気を引き締めています。
2.シンプルで洗練された内装
洗練されたシンプルさと繊細なディテールが印象的なネイルサロンの事例です。壁と床をグレー系の色で統一させ、穏やかな温かみを感じられる空間に仕上げました。
白いカーテンは柔らかな日差しを室内に招き入れつつ、お客様のプライバシーを守ります。アクセントとしてドライフラワーのアレンジメントを用いて、高級感の中にオーガニックな雰囲気を漂わせました。
ミニマルな雰囲気と温もりを融合させたアイラッシュサロンの事例です。ベースカラーを白にし、柔らかな木目の家具を用いて、穏やかで温かみのある空間を作り出しました。
大きな窓から自然光が入り込むようにし、白い透け感のあるカーテンを通して室内に拡散されるようにしました。心地よい明るさを保ちながら、直射日光を適度に遮ります。
3.ビター&シックな内装
現代的で洗練された、ビター&シックな美容室の事例です。白い壁とドアや床に用いられた黒いアクセントが全体に高級感を与えています。
ウッディな素材と温かみのある照明を用いてトーンを統一し、高級感と非日常感を演出しました。ミニマルで現代的なデザインなデスクを取り入れ、実用的かつ洗練されたイメージを抱いてもらえるようにしています。
静謐な雰囲気と自然の要素を融合させた美容室の事例です。床は深みのある木目のタイルを使用し、暖かみと質感を演出しました。対照的に、壁を黒系の色で統一することにより、高級感を作り出しています。
大きな観葉植物を配置し、自然の要素を取り入れることで、都会的な空間にやすらぎをもたらしています。
内装デザイン会社・業者の選び方
内装デザイン会社・業者にはさまざまな種類があります。ここでは後悔しないための選び方を5つ紹介します。
・施工実績が豊富か
・デザインセンスがあるか
・要望やイメージを正確に汲み取ってくれるか
・納得のいく費用か
・内装デザイン以外の相談も可能か
それぞれ解説します。
施工実績が豊富か
まずは実績に注目しましょう。基本的に、信頼のできる内装デザイン会社には豊富な実績があります。施工実績数が豊富な内装デザイン会社は、積み重ねてきた専門的知識や経験をベースに、さまざまなニーズに対応できるケースが多いです。
逆に、施工実績が少ない内装業者に依頼してしまうと、手探りでの工事になり、作業も思うように進まない可能性があるでしょう。
デザインセンスがあるか
デザインのセンスが高く、コンセプトにあった提案ができるかの確認も大切です。デザインセンスがある会社は、色使いや材料の選定、設備の配置など、内装の各要素を上手く組み合わせて、おしゃれかつ実用的な内装を創り出します。
センスを確かめるには、ウェブサイトで施工実績を確認することがおすすめです。過去の事例を見て、独自性やアート性、一貫性などをチェックしてみましょう。
要望やイメージを正確に汲み取ってくれるか
内装デザイン業者がイメージに適した設計とデザインを提案できるかも確認しましょう。イメージを正確に把握し、実際のデザインに落とし込む能力は内装デザイン会社にとって重要な要素の一つです。
要望やイメージを正確に汲み取ってくれるかどうかは、「しっかりと打ち合わせしてくれるか」「具体的に計画を共有してくれるか」といった視点が大切です。こちらの要望に対し、複数のアイデアを提案してくれる業者ならさらに良いでしょう。
納得のいく費用か
費用と品質のバランスが取れているかも、内装デザイン会社を選ぶ要素の一つです。費用対効果が高く、支払う価格に対して十分なサービスを得られるか確かめましょう。
追加費用や隠れた費用に関しても明確にしておくことが大切です。内装のデザインには、デザイン料や材料費、施工費など多くの費用が発生するため、わかりやすい見積もりを提示してくれるデザイン会社なら安心です。
内装デザイン以外の相談も可能か
内装デザイン以外の相談もできる会社や業者なら、より心強くなります。内装デザイン以外にも相談に乗ってくれれば、経営にとって大きなプラスになるでしょう。
店舗やオフィスの開業にとって、内装のデザインは経営を成功に導く一つの要素です。経営者は内装のデザイン以外にも、資金調達や市場調査、事業計画の策定などさまざまなことを考えなければなりません。
colmo design plus iなら、内装のデザインだけでなく次のようなサービスを提供できます。
・テナント紹介サポート
・マーケティング調査
・資金調達サポート
・インテリアコーディネート
・自社施工
・アフターフォロー
・ブランディングを高める販促物制作
物件探しからご相談を承ることも可能です。まずはお気軽にご相談ください。
内装デザインならcolmo design plus i
内装デザインを考えるには、まず方向性を決めることが大切です。ターゲットとなるお客様を明確にし、「どのようなデザインなら入りやすいか」「どのような内装にすれば実用性を確保しつつおしゃれに見えるか」を考えましょう。
内装をおしゃれに見せるには、床の面積と材質のバランスを考え、配色やインテリアにも気を配ることが大切です。また、デザインに思い悩む場合は、内装デザイン会社に相談してみるのも選択肢の一つです。
colmo design plus iは800以上の施工事例を持つ内装デザイン会社です。内装デザインのほかに、テナント選びから内装の設計、資金調達のサポート、インテリアコーディネートまでトータルでサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。