皆さま、こんにちは。

今回は、村井がBLOGを担当いたします。

実は美容室は信号機よりも多いと言われていることをご存知ですか？

1年以内に６割が廃業すると言われている美容室で、『潰れる美容室と潰れない美容室にはいったいどんな差があるのか』について今回は書いていこうと思います。

決算が赤字でも、それだけで倒産することはありません。

反対に決算が黒字であっても黒字倒産という言葉があるように倒産することがあります。

会社は、現金が無くなり給与や家賃など支払いができない時に倒産してしまいます。

美容室は売掛や買掛などの債権は出ない、現金型のビジネスモデルであり潰れにくい業種であると言えます。

そんな現金型ビジネスモデルの美容室で、潰れるお店と、潰れないお店の違いはどこにあるのか、それは『２つの貯まる』があるかないかが大きな分岐点ではないかと思います。

①『顧客』

１つ目の貯まるは、顧客です。

リピート率や次回予約率など、どれだけお客様が溜まっているのかを測る基準はありますが、自然失客という言葉もあるように、じわじわと減っていき易く、また気付きにくい数字でもあります。

②『社員・スタッフ』

２つ目の貯まるは、働く社員・スタッフです。

美容室事業は現金型であり、また人が売上を上げる労働集約型ビジネスでもあります。人の労働力が売上に大きくインパクトを与えることから、離職率が高いと経営や運営が上手くいきませんし、スタッフの離職による閉店が実際に起きています。

美容室だけでなく、多くの事業に置き換えれることですがビジネスの根幹である、お客様やスタッフさんなど『人が貯まる』ということが、潰れるお店、潰れないお店の根底にあります。

経営者として「人を貯めること」をこれからも意識してチャレンジしていきます。