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- 社長エッセイ
ターゲット戦略はどう決める?
皆さま、こんにちは。
今回は、村井がBLOGを担当いたします。
今日は、大阪・東京を中心に美容室経営している私たちが、店舗展開する上で得た経営ノウハウをお伝えしていきたいと思います。
今回は『ターゲット戦略』についてです。
美容室は現在20万件を超え、オーバーストアやレッドオーシャンなどと言われ、飽和状態です。
近隣の同業他社である美容室と『同じお客様に、同じものを、同じように売って』いては価格競争に巻き込まれて、体力の削りあいである同質化競争になってしまいます。
同質化競争を抜け出すには、お客様を絞る、ターゲット戦略が重要です。
どんな顧客であるか?のターゲットを決める方法は様々ありますが、今回は『STP分析』というものが私は美容室に向いているのではいかと思いますので、お話したいと思います。
STPとは各項目の頭文字をとったものです。
S:セグメンテーション
市場を細分化することです。何を基準に分けるかは状況によって変わりますが、一般的には、年齢や趣味嗜好、ライフスタイルや行動パターンなどを軸に分けていきます。
T:ターゲティング
セグメンテーションで細分化された中から、どこを顧客の対象とするのかを決めます。決める時の考え方は、自社の強みを生かす!ことが基本ですが、私たちコルモグループは、逆転の発想で、自社の弱みを強みに変えることができるターゲットを選びました。
P:ポジショニング
細分化して決めた後は自社の立ち位置を決めることになります。立ち位置とは決めた顧客ニーズに対して『どんなサービス、価値提供をしてニーズに応えるのか』を決めることです。
近隣の競合他社には真似のできないものであるほど自社ならではの強みとなります。
以上の手順で私たちはターゲット選定を行なっていきます。
美容室を運営するうえでとても大切なことですので、ご自身のお店に置き換えて考えてみてください!