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- 社長エッセイ
これからの経営リスクとチャンス
2022年3月16日、FRB(米連邦準備委員会)はFOMC(米公開市場委員会)で短期金利の誘導目標を0.25%〜0.5%に引き上げると決定し、
2022年中に7回の利上げを想定しているとも報道発表されました。
背景には、アメリカの消費者物価指数が前年度比8%近く上昇し、40年ぶりの高インフレを鎮める意図があります。
このことがもたらす私たちの影響はどのようなものがあるのか仮説を立てながら考えてみました。
1.日米での金利格差によるドル買い円売りが加速する
2.円安による輸入コストが膨らみ、収益を圧迫する
3.輸入食料品やエネルギー、製造コスト高で更なる値上げ
4.海外進出での輸出産業にメリット
5.海外進出企業にとって、外貨建ての資産価値が上がる
などが考えられるのではないでしょうか?
ロシアや中国などの地政学リスクなど、刻一刻と移り変わる変化の激しい時代を生き抜くためには、
情報を取捨選択し、素早い意思決定と行動しかないように思います。
『現状維持は後退である』を肝に銘じ、これからも経営に勤しんでいきます。