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- 社長エッセイ
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スタッフが"貯まる"美容室をつくる方法

皆さま、こんにちは。

今回は、村井がBLOGを担当いたします。

 

前回のブログ『潰れる美容室と潰れない美容室の差とは?』で、

働く社員・スタッフを貯めることの重要性についてお話しさせていただきましたが、今回はその続編となります。

 

今回は、美容室経営でスタッフの定着をよくするには、いったい何が必要なのかについてお伝えしたと思います。

スタッフから『ちょっとお時間いいですか?』と声をかけられて、ビクッとした経験をお持ちの経営者の方は多いのではないでしょうか。

もれなく私も体験していますが、様々な経験を経て、現在自社で運営している美容室の離職率は9%と落ち着いています。

どんなことを考え実践してきたのかをお話ししたいと思います。

 

私の考えるスタッフの定着率を上げる要素は2つあります。

①入社してからのギャップをなくすこと

定着の根本は『採用』です。良い人材であればあるほど、入社して欲しいと思うのは当然です。

ただそのために、実情とかけ離れたことを伝えたり、自社の状況を曖昧に伝えたりすることは早期離職の一番の原因になりますので、自社が大切にしている価値観や実情、業務内容やスタッフに期待することなど、濁さずにハッキリと伝えることが重要です。

 

②少し先の未来を見せ続けること

私たち美容業の80%以上は個人事業主だと言われています。完璧な福利厚生や労働環境はすぐに作り出せなくても、そこに向かう過程や行動を見せることが重要ではないかと考えています。

休日数や有給消化、給与のベースアップ、婦人科系の健康診断や退職金など、毎年新しい労働環境や福利厚生を少しずつ行動しながら、どんな会社を目指しているのかをスタッフに伝えてきました。

スタッフと会社が一緒になって向かっている感覚を持ってもらうことが重要です。

 

経営者として「スタッフが”貯まる”美容室をつくる」ことをこれからも意識してチャレンジしていきます。