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- 社長エッセイ
店舗展開するうえで大切な細分化
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皆さま、こんにちは。
今回は、村井がBLOGを担当いたします。
関西・関東で11店舗運営する弊社が、店舗展開する上で得た経営ノウハウを今日はお話しいたします。
売上は客数と単価の掛け算で求められます。
例えば月に来店されるお客様数が500名で、お客様単価が1万円だとすると、『500名×1万円=月売上500万円』となるわけですが、ここで重要になるのは自社の課題が客数と単価のどちらにあるのか?また、その対策をどうするのかということが経営には必須です。
そこで今回は、課題を細分化して見ていくことの重要性をお伝えいたします
客数には、3つの顧客がいます。
①新規顧客
②既存顧客
③ご無沙汰または失客した顧客
この3つの顧客の特性上①新規顧客 と ③ご無沙汰または失客した顧客は割引きや広告などのコストがかかる傾向があります。
②既存顧客へのアプローチとしては、『来店周期の短縮化』がキーワードになり、1週間、2週間縮まるだけでも全体の客数を増やすことができます。どの客数に絞った戦略を練るのかコストを踏まえた上で決める必要があります。
次に単価です。
美容室では大きく2つの単価があります。『技術単価』と『商品単価』です。ここは皆さんよくご存知かと思いますが、単価を上げる戦略を立てる際に注意するポイントがあります。
それは『粗利益額』と『時間』です。
売上に目がいき過ぎて、粗利額の小さいものを一生懸命売る戦略では効果が限定的になってしまいがちです。また、高単価の技術や新メニュー戦略を進めて、施術時間が長くなり、受け入れるお客様の数を落としてしまっても意味がありません。
商品や技術の粗利額と提供時間を見ながら収益のバランスや大切にしている理念に沿った、単価戦略が必要となります。
ぜひ参考にしてみてください!
それでは、次回のブログでお会いしましょう。