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- 社長エッセイ
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マーケティング

企業活動において、自社だけの強みを高めて差別化したい!と考えている経営者は多くおられると思います。
改良や改善を日々、努力を積み重ねることや、他社とは違うポジショニングを創り出して差別化するなど、
より強い差別化をするためにマーケティング活動をしています。

 

そもそも、商品の機能を大きく分けると2つの価値があります。
「機能的な価値」と「情緒的な価値」です。
この2つの価値の伝わり方は異なります。
「機能的な価値」が相手に伝わると、理解や納得が生まれます。
「情緒的な価値」は共感や感動が生まれ、現在のマーケティングでは「情緒的な価値」で伝わる共感や感動に重きが置かれています。
 


 
とあるパン屋さんの話です。
30年務めたパン職人の父が一念発起し、家族と共にパン屋を起業しようと銀行から多額の融資を受け準備していました。
いよいよオープンという前日に火災にあい全焼・・・
借金だけが残り、家族で途方にくれていた時、娘の一言からクラウドファンティングで資金提供を呼び掛ける事をダメもとでしたところ、多くの援助が生まれ再スタート。今では行列のできるパン屋さんなった。という話。

美味しさや、価格などの「機能的な価値」だけでなく、親子のストーリーに共感、感動したことで生まれた「共感マーケティング」の力を感じます。